LUMIX GH5Sは、撮影した画像データをメモリーカードに保存します。
カメラの性能を引き出すためには、データの転送速度あるいは記憶容量などメモリーカードにも性能が要求されます。
GH5Sは4Kで動画を撮影できるばかりでなく、4:2:2 10bitで収録できるモードもあります。
このような収録設定で撮れば画質は最高品質となり、一眼動画では並ぶものがありません。(2018年時点)
しかし、GH5Sの10bit設定で撮影するには相応のメモリーカードを用意しないと記録が出来ないようになっています。
ではどのようなSDカードを選べばよいのでしょうか?
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5S ボディ ブラック DC-GH5S-K
この動画では動画用と写真用のSDカードの違いとSDカードの選び方を解説してみました。
合わせてご視聴ください。
LUMIX GH5Sで4K動画を撮影するなら、中でもSanDisk エクストリーム プロ SDXC UHS-II 64GBであれば、十分期待に応えてくれるでしょう。
SDカードを選ぶ場合、製品名が長くて中のアルファベットなどの意味がわかりにくくどれを買ったらよいのかわからないという意見もあります。
例えばSanDisk エクストリーム プロまでは製品名ですが、それ以下は規格とか記憶容量を表しています。
SDXCは、SDカードの中でも64GB以上の記憶容量があるものに付けられている規格名です。
このSDカードの場合には、64GBの記憶容量があることを1番最後に付け加えてあるわけです。
SDXC規格では128GBあるいは、それ以上の記憶容量のあるものも製品化されています。
UHS-IIは転送速度の規格で、現段階では4K対応のハイエンド一眼カメラ専用となっています。
UHS-IIは普及が広まると値段が下がることが予想されますが、現段階では結構高価です。
Panasonic純正のSDXCカード 4K対応
SANDISKのSDXCカード 4K対応
PanasonicはUHS-II対応のSDXCカードを販売しており、GH5Sにはこの製品を推奨していますが、お値段は少々高めです。
メモリーカードに2万円近く支払うのはちょっと…という方はSANDISKがおススメです。
SanDisk エクストリーム プロ SDXC UHS-II 64GBは比較的リーズナブルに手に入るSDカードで最高の性能でしょう。
SanDisk エクストリーム プロ SDXC UHS-II 64GBの実物を見てみると、表面に300MB/sと記されていて、これは最大読み取り速度が300MB/sと言う意味です。
最大書き込み速度は、もう少し遅くなりますが100MB/s以上です。
UHSの規格は転送速度の規格でIからIIIまであり、UHS-IIは最大転送速度が312MB/sです。
ちなみにUHS-Iですと104MB/sに落ちますので、撮影時にストレスを感じることもあるかもしれません。
その他にはスピードクラスを表す3の文字、これは最低転送速度が30Mb/sを保証しているという意味です。
もう1つの10の文字ですがclass10という規格で、スピードクラスと少し重複しますが、読み書きできる速度が最低でも10MB/sを保証している意味があります。
LUMIX GH5Sで4K動画あるいは連写撮影をするのでしたら、転送速度の早いUHS-II規格のSDカードにすると良いでしょう。
64GBでも買って良かったと感じられるかと思いますが、予算に余裕があれば128GBがおすすめです。
スピードクラス3とかclass10に関しては、この価格のSDカードでは当たり前に備わる品質なので余り気にしなくても良いですよ。
サンディスク SDXCメモリカード 64GB Class10 UHS-II
✅安心のSANDISK SDXCカード
✅最大転送速度が312MB/s
✅4K 10bitで撮影するなら64GB以上は欲しいところ