ボケ味をおもいっきり表現したいなら絞り値F2.0以下の単焦点レンズを選ぶほかありません。
例えば絞り値F1.4や1.8程度の明るいレンズになると大口径のレンズとなりお値段はやや高くなりますが、他のレンズでは表現できない美しい画像・映像を撮ることができます。
単焦点レンズの種類としては広角系と標準形、そして望遠系に分かれますが、広角系で明るい単焦点レンズでしたらLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.でしょう。
F1.7の明るさを活かして、目標となる被写体を浮き上がらせるような画像が得られる一方で、光量の少ないところでも手持ち撮影が難なくできるはずです。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K
この動画は、りょんくんちゃんねるさんのLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7.の開封とレビュー動画です。
動画7分36秒以降でルミックスG7を用いた撮影比較を行っています。比較するレンズはM.zuiko 17mm F1.8となっています。
LEICA DG SUMMILUX 15mm f1.7の色味が良く分かりますので購入を検討している方は、ぜひ視聴してみて下さい。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.は、LUMIX GH5Sに装着するとフルサイズ換算で30mm、画角が72度の広角レンズです。
単焦点レンズらしくシンプルな7群9枚のレンズ構成で、開放絞りのF1.7はF2.0とF1.4のほぼ中間になります。
絞り羽根は7枚ですから、円形絞りと言って良いです。
最短撮影距離が20センチメートルと短く、テーブル上のものも難なく撮れるでしょう。
近くの被写体は中々ピント合わせが難しい中で、このレンズのオートフォーカスは性能も良く、即座にピントが合います。
その他にはファインダーを除いた状態で被写体深度を確認できたりオート、マニュアルフォーカスの切り替えがスイッチ1つで可能です。
径は約58mm長さは約36mmとコンパクトで、115gと軽くなっています。
LEICAブランドのレンズですから、描画性能は折り紙つきと言えるでしょう。
隅々まで歪みがなくシャープな画像で、4K動画撮影でも十分な性能を発揮します。
そして広角系の単焦点レンズなので、絞り込めば被写界深度が深くなるのでピント合わせの難易度も低くなります。
コントラストの強い被写体にはAF精度が高くなるGH5Sと合わせれば撮影にそれほど困ることはないでしょう。
ちなみにマイクロフォーサーズの単焦点レンズといえば、標準系の25mm程度の焦点距離のものが標準レンズです。
この15mmの広角レンズは画角は標準系より広いものの、人の目で見たのとさほど変わらない画像が撮れますので、奥行き感のある写真を撮ることができます。
写真は flickr LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 作品から引用しています
F1.7の明るさを活用すれば、この広角系レンズと言ってもボケを強調した画像が撮れますし、夜景にももってこいです。
単焦点レンズでF1.7の明るさは、一般的には単焦点レンズ入門者用として位置づけられており、LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.は初心者にもオススメです。
価格も手頃で扱いやすいレンズなので買って損をすることはないでしょう。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K
✅ライカレンズのなかでもコスパ抜群のレンズ
✅F1.7で扱いやすい広角30mm(フルサイズ換算)
✅絞り込めば初心者でも簡単に扱える