LUMIX S5実践レビュー!コスパ最強フルフレームカメラの真価

おーとふぉーかす
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※2024年3月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています

 

LUMIX S5は高画質・高性能なフルフレームミラーレスカメラで、手頃な価格帯にもかかわらずプロ級の撮影が可能です。

 

この記事では、実際の使用感や購入時の注意点を解説します。興味を持った方はぜひご覧ください!

 

LUMIX S5を使ってみた感想

 

最近、パナソニックのLUMIX S5を使ってみましたので、その感想をお伝えします。

 

まず、画質の良さにはかなり驚かされました。

 

LUMIX S5作例 焦点距離24mm絞り:F4.5 シャッター速度:1/50 ISO:6400 画像拡大

 

静止画も動画も非常にクリアな画質で、特に4K動画の撮影性能はプロフェッショナルレベルと言っても過言ではありません。

 

感度耐性が高く、低照度下でもノイズが少ない美しい画像を得ることができます。

 

また、LUMIX S5のコンパクトで軽量なボディは持ち運びに非常に便利で、さまざまなシチュエーションでの撮影が可能です。

 

オートフォーカスもLUMIX S1からかなり改善されており、被写体の追従やスポーツ撮影でも力を発揮しました。

 

 

人体認識の検出力はかなり向上しています!

 

LUMIX S5作例 焦点距離24mm絞り:F4.5 シャッター速度:1/50 ISO:6400画像拡大

 

さらに、ボディ内手振れ補正(Dual I.S. 時はシャッター速度6.5 段分の効果)による手ブレ補正性能は、手持ち撮影でもブレにくい画像が得られ、本当に感動しました。

 

カスタマイズ性も高く、自分の撮影スタイルやシーンに合わせて設定を変更できるのは大変便利です。

 

また、価格帯を考慮すれば、非常にコストパフォーマンスが高いカメラだと感じることができます。

 

ただし、いくつかの短所も感じられます。

 

4K60P撮影時にAPS-Cサイズのクロップが適用されるため、広角撮影が大きく制限されてしまいます。

 

LUMIX S5のメモリーカードスロット

 

また、デュアルカードスロットのうち片方しかUHS-IIに対応していないため、高速連写やフレームレートの高い設定で動画を撮影する際のパフォーマンスが制限されることがあります。

 

 

そして液晶画面の解像度や輝度がやや劣ることも感じましたが、全体的な使用感を考慮すると、これらの短所は許容範囲だと思います。

 

LUMIX S5の7つの特長

LUMIX S5のダイヤル周り

 

LUMIX S5は、パナソニックが開発したフルフレームミラーレスカメラで、多くの特長があります。

 

以下にLUMIX S5の8つの主要な特長を挙げます。

 

フラッグシップ機と同等のイメージセンサー搭載

 

フルフレーム 24.2 メガピクセル CMOSセンサーを採用しており、高画質な静止画と動画撮影が可能です。

 

LUMIX S5のイメージセンサーはLUMIX ハイエンド機のS1を継承しており、ローパスフィルターレス設計で高解像です。

 

ボディサイズと重量
軽量なLUMIX S5

 

SDカードとバッテリーを含めて740g、レンズと合わせてもコンパクトで軽量なボディでありながら、高い性能を実現しています。

 

LUMIX Sシリーズのレンズも他社と比べて軽量な製品が多く、持ち運びやすく、さまざまなシチュエーションでの撮影が可能です。

 

 

4K動画撮影

 

4K 60p/50p 4:2:0 10ビット、4K 30p/25p/24p 4:2:2 10ビットの動画撮影が可能で、プロフェッショナルな映像制作にも対応しています。

 

5軸デュアルI.S. 2
LUMIX S5作例 焦点距離24mm絞り:F4.0 シャッター速度:1/50 ISO:4000 画像拡大

 

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を組み合わせることで、最大6.5段の補正効果を発揮。

 

手持ち撮影や低速シャッターでの撮影でもブレにくい画像が得られます。

 

 

高速AF

 

高速・高精度なオートフォーカスを実現し、被写体の追従やスポーツ撮影など、さまざまなシーンでの撮影に対応しています。

 

高耐久性

 

マグネシウム合金のフロントフレームを採用し、耐久性を高めています。また、防塵・防滴構造であり、厳しい環境下でも撮影が可能です。

 

カスタマイズ性

 

多彩なカスタマイズオプションがあり、撮影スタイルやシーンに合わせて設定を変更できます。

 

V-Log/V-Gamut

 

V-LogとV-Gamutがプリインストールされており、広いダイナミックレンジと色域を活用した映像制作が可能です。

 

以上の特長から、LUMIX S5はプロフェッショナルな映像制作や写真撮影にも対応する高性能なカメラと言えます。

 

LUMIX S5の長所と短所

LUMIX S5

 

パナソニックのLUMIX S5は、フルフレームミラーレスカメラとして高い性能とコンパクトなボディを兼ね備えています。

 

24.2メガピクセルのCMOSセンサーにより高画質な静止画や動画が撮影可能で、特に4K動画撮影においてはプロフェッショナルな映像制作にも対応できる性能を持っています。

 

MP4・MOVで記録フォーマットは選択可能

ダブルスロット記録の選択幅も多い

 

記録ファイル形式はMP4またはMOVで選ぶことができ、ダブルスロット機能は選択幅が多いのでJPEGやRAW、動画データを記録するメモリカードを自由に選ぶことができます。

 

また、5軸デュアルI.S. 2による手ブレ補正や高速AFシステムによって、被写体の追従や手持ち撮影でもブレにくい画像が得られるのも魅力です。

 

さらに、高耐久性やカスタマイズ性、V-Log/V-Gamutのプリインストールなど、多彩な機能が搭載されています。

 

LUMIX S5の長所
  • とにかく高画質な静止画と動画が撮れる
  • 高性能ながらコンパクトで軽量
  • 手振れ補正はかなり強力
  • 防塵・防滴構造で頑丈

 

ただし、一部の短所も存在します。

 

例えば、デュアルカードスロットのうち片方のみがUHS-IIに対応しており、高速なカードを利用した際のパフォーマンスが制限されることがあります。

 

また、4K60P撮影時にはAPS-Cサイズのクロップが適用されるため、広角撮影が制限されることがあります。

 

さらに、液晶画面の解像度や輝度がやや劣ることがあり、タッチスクリーンの使い勝手にも改善の余地があると感じるユーザーもいるでしょう。

 

Nikon Z50の短所
  • カードスロットの片方がUHS-I
  • 4K60P動画撮影時にAPS-Cクロップされる
  • 液晶画面の解像度や輝度がやや劣る

 

総合的に見ると、LUMIX S5はコストパフォーマンスが非常に高いカメラであり、価格帯を考慮すれば優れた選択肢と言えます。

 

一部の短所があるものの、高画質で動画性能が優れ、多彩な機能を備えたフルフレームミラーレスカメラとして、幅広いユーザーにおすすめできる製品です。

 

LUMIX S5を購入する時に注意するべきポイント

LUMIX S5

 

LUMIX S5を購入する際には、まず自分の撮影用途に合ったカメラかどうかを検討することが重要です。

 

高画質の静止画と動画性能が優れている一方で、4K60P撮影時のクロップや液晶画面の解像度など、一部制約も存在するため注意が必要です。

 

また、デュアルカードスロットのうち片方のみがUHS-IIに対応していることを考慮し、適切なメモリーカードを選択することも大切です。

 

さらに、購入価格や追加で必要となるレンズ、アクセサリーなどの費用を考慮して、予算を立てておくこともおすすめです。

 

 

LUMIX S5は後継機のLUMIX S5 Mark2が2023年2月に発売しており、ここで挙げたデメリットは解消しています。

 

これらの点を総合的に考慮し、自分のニーズや予算に合わせた選択を行うことができればLUMIX S5の満足度はさらに高くなるでしょう。

 

LUMIX S5レビュー まとめ

LUMIX S5

 

総合的に見て、LUMIX S5は高画質で動画性能が優れ、多彩な機能を備えたフルフレームミラーレスカメラであり、幅広いユーザーにおすすめできる製品です。

 

一部の短所があるものの、価格帯を考慮すると非常にコストパフォーマンスが高いカメラだと感じます。

 

LUMIX S5 Mark Ⅱも発売開始して値段も大きく下がったことで、LUMIX S5を購入する価値はむしろ高まったのではないでしょうか。